からしカフェテリア日記

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映画「天気の子」感想

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警察の皆様たいへんお疲れ様でした。

 

…的な映画でした。

家出少年に複雑事情な少女がやたら警察を困らせていましたね。

 

まあ、そんな社会事情のドタバタはありましたが物語自体は楽しめました。 

 

少年少女が厳しく冷たい雰囲気の漂う東京で身を寄り添い合いながら生きていく。そんな感じが終盤の絆展開の感動を生むのだと思います。

2人の間にいる少女の弟である凪くんも良かったです。

 

警察を心配してしまう大人目線な私としては、少年がお世話になっていた会社のおじさん須賀圭介が気になっていました。

彼のキャラは

警察には逆らわず穏便に平和に済ます。

これが大人の処世術。

自分の娘のこともあるし変に悪目立ちしたくないなあ。

 

そんな彼だからこそ終盤の叫びにはグッとくるものがありました。

 

他には音楽の入れ方が

「ズルいぜ…こんなのされたら泣いちまうよ!」

ってくらいのいやらしさがありましたね。

音楽担当はこの作品を仕上げた後に死ぬのか?と不安になるくらいの出来でしたね。

 

 

東京物語が好きって人にはオススメ。