BARを楽しんでみる
家の近所にBARがある。
1年前に引っ越してきてから1回行ったきり訪れていない。
1か月に1度くらい習慣として通おうかと思っていたけど、結局行っていない。
で、BARはどんな楽しみ方があるだろうと調べ考えてみたところこんな答えがでた。
・日常と離れた雰囲気を楽しむ。
・雰囲気に合った会話を楽しむ。
・お酒の種類を学びながら楽しむ。
私はお酒はそんなに好きではないので、雰囲気を楽しむということが良さげだった。
雰囲気を楽しむなら1人でも大丈夫だと感じる。
私はBARの雰囲気を楽しみにきてる雰囲気をだせばそれでいい。
BARって何が楽しいの?と聞かれたら雰囲気に癒されに行くと答えようと思う。
こんな感じで楽しみ方を考えていたら行きたくなったので行ってみた。
暗がりのBARに入ると奥のカウンター席に案内された。
1人で飲んでいると隣のおじさんに声をかけられた。「話してもいいですか?」と。
さすがBARの客。紳士的なる声かけ。
了承すると会話が始まる。まったくお互いを知らない同士の会話とはなかなかもどかしいものだ。
聞いてはいけない地雷を踏まず相手と話す
。砂山の外側を撫で落としていくような探り合い。
で、BARの場合は店内BGMに合わせるように声の強弱や抑揚をつけていく。普通の居酒屋とは違った暖かみある会話ができる。
ひとしきり会話をした後、お互いの名も名乗らず去ることにした。
出会いなどは目的ではなく会話を目的とした簡易的な人間関係。
これもBARの雰囲気が織りなすものなのか。
行ってみて思ったのは良き雰囲気を味わえればBARは楽しいと思う。