怒りや憎しみや悔しさという感情
怒りという感情は必要。
怒りは何も生まない怒るのはやめなさいと言う人は多い。
私も怒りは無意味だと思っていた。
怒りと恐れは表裏一体。
怒りという感情はすべて恐れから生まれるという。
たとえばヤンキー間での「なめんじゃねーぞ」という怒り。これは「なめられるのが恐い」という感情から生まれている。
イライラという怒りもストレスから自分の人生が悪いものになるという恐れからくる。
怒りは人間の怯えが根幹にある。怒ってる人は皆怯えているんだ。
怒りは必要。
だけど怒りをとにかく解放することがいいことだとは言わない。
要は怒りエネルギーのコントロールが必要。
怒りを内側に貯めること。
顔に出さない。身体に表さない。
よくいるのがイライラしすぎて貧乏ゆすりをする人。
だが貯め続けるのは良くない。
内側に貯め込んだ怒りエネルギーは発散しなければ負のエネルギーとして身体に腫瘍のように貯まる。
発散。
そう、この発散こそが怒りの良さ。
貯め込んだ怒りエネルギーをやる気エネルギーに変換して達成したい目標の努力に注ぎ込む。
手順にすると、
怒りがわく→身体の一部にためる→怒りをやる気に変換する→努力に活用
だが言うが易し、これには感情のコントロールという技法が必要。
自分の感情を冷静に第三者のように見つめる行い。
怒りに感謝するという寛容さ。
怒りをコントロールできた時、人は活力というものを使いこなせるようになるのでしょう。
イメージすると平然な顔をしながら巨大な灼熱の火の玉を右手に持ち相手を冷静に見ている。
逆にコントロールできていない人は怒り顔で体中から火が吹き出している。
あなたはどちらの人間になりたいだろうか?