本「頭がいい人の脳の使い方」感想
ページをめくると脳の良さ診断がある。
まえがきを読むより明快なつかみですね。
頭が良くなる方法がいくつか親切に書かれている。
いくつかある中でおそらく筆者がより教えたいであろうことが…
「常にイメージ化すること」
たとえば、「馬が走っている」と聞いて頭で映像としてイメージ化できるかということ。
文字で覚えない。絵、動画で覚えるくせをつけることが大切みたいですね。
で、そのトレーニング方法というものがあるので2つ紹介します。
まず一つ目が
1.覚えたい風景を見る
2.目をつむりその風景の鮮明な部分とぼんやりな部分を浮かべる
3.目を開けてぼんやりな部分を覚える
4.2と3を繰り返す
眼前の光景の答え合わせですね。
旅行好きなんかは旅先でやると、旅の充実度が増しそうです。
いかに習慣に組み込むかですね。
もう一つは「リンク」という方法。
「りんご、坂道、バス、東京タワー、フランス、馬、洗剤…」
これらの単語を全部覚えるためには、イメージしてストーリーを作ると効果的に覚えれるそうです。
たとえば、
「りんごが坂道を転がってバスに入り東京タワーに入ったらフランス人がいて馬に乗りながら洗剤を売りつけてくる」
この例は本編とは異なりますが、即座にイメージ化して荒唐無稽でもストーリーを完成させることが大事そうですね。
イメージ化するという手法だけを紹介しましたが、表紙に「コツ46」とあるように他にも様々な脳力アップのコツがあります。
こうして読んだ本をまとめて書き出すのも良いとのことです。