本「サウナ術」の感想
「ビジネスマンたちよ。サウナに入るのだ」
という本。
ビジネスマン向けに書いていながら超能力みたいな術を紹介するとこが面白い。
ある経営者に言わせると
「逆に何でサウナに入らないの?」
とのことらしい。
それだけサウナはあたりまえの存在なのだそうだ。
こうなるとサウナ術とはどうやるのか気になります。
そのやり方の手順は…
サウナ室に入る→水風呂→外気浴
3段階らしい。サウナ室と水風呂では身体を暑さや冷たさから守るために興奮効果の交感神経が優位なるらしく、その後の外気浴でリラックス効果の副交感神経が優位になるらしい。
で。サウナ術の肝は外気浴のリラックス効果にあるそうです。
サウナ後の外気浴は筆者に言わせると「地球から愛撫を受けている」らしい。
いかにも気持ちよさそうな表現です。
そして、その気持ちいい状態を
「ととのう」
と言うそうです。サウナ界隈では宗教で言うとこのアーメンぐらいのパワーワードっぽいですね。
サウナ好きはその「ととのう」という名の頂を目指しサウナへ入るということ。
個人的にサウナに入ることはあるので気になった点をあげると…
「ヒートショック状態」
水風呂に入るときにめまいを起こすような現象。
これをととのうと勘違いする人がいるらしいですが、ただ急な温度差で血流がおかしくなってるだけみたいです。
かくいう僕も勘違いした1人です。
「脳がグルグルする!覚醒したに違いない!」
…なんて思いながら。
「倒れるからやめろ。」
と今は言いたい。
サウナ術。
最後らへんのページの用語集を読んで「これは何ぞや?」と疑問を抱きつつ読むのもオススメしてみたいところ。