アムール・デュ・ショコラ
バレンタインデー!
チョコを何個もらったかで男の魅力が測られる1年でもっとも残酷な日。
学生時は1日ドキドキするけど、社会人のおっさんはお菓子商戦みたいな空気が面白いと思う。
名古屋で開催してる
「アムール・デュ・ショコラ」
というチョコレートのテーマパークみたいな売り場が面白い。
行ってみた感じは混んでいるデパートのチョコ売り場なんだけど、独自のパンフレットや独自の絵画を使って華やかな感じにしている。
毎年、様々な高級チョコ屋が売り出しにくるのだけど、味はどこも同じなんじゃない?って感じる。
でも大盛況。
その中で魂を動かされるようなモノがある。
それは、
来場パティシエの手!
繊細なチョコを作る職人の手には何かしらの尊敬を込めざるを得ない何かがある。
その手から何万個ものチョコが手のひらからウニウニと生み出され、成功の中で散っていった何万キロものカカオ豆の亡霊を手の甲あたりに背負っているのだ。
そんなパティシエの手はもはや甘みの凶器!
チョコレート中毒という病気をバラまく圧倒的なる力!
ゆえに飽きもなく毎年開催される!
そう、アムール・デュ・ショコラの本質はパティシエの手だったのだ。
アムール・デュ・ショコラを終わらせるにはパティシエの手を攻撃するんだ。
しかし、チョコレート中毒にかかったチョコの亡者がそれを全力で防ぐ!
中毒の力をあなどってはいけない。人間の報酬効果による力の発揮は時としてゴリラを超えるかもしれないのだ!
……と適当なことを言ってみたけど、口で溶けるチョコは普通に美味しいよね。
地球温暖化でバレンタイン前がアツアツになるまでやるがいい!