からしカフェテリア日記

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本「ジェノサイド」感想

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人類滅亡危機!全世界を巻き込む大スケールハリウッド系アクション!

  

面白かったし泣きました。

これはなかなか映画化できないかもしれません。

映像技術の問題ではなく、主人公達が人類滅亡の元を護衛して守るという使命を背負い戦っているからです。

そして、戦った果てには地球に住む人間という種の概念を変えなくてはならない表現がありました。

それはポジティブなのかネガティブなのか人によるでしょうが仄哀しいものがあります。

 

 

作中にあるハイズマンレポートという書によると、

地球上の生物の中で人間だけが大量虐殺(ジェノサイド)を行うとのこと。

作中でもジェノサイドな展開がある。

その中でも少年兵の話などはいたたまれなさすぎる。

こんな発想が可能である人間たちはもはや絶滅すべきなのではないかとすら怒りが込み上げてくる。

映画化不可なのも衝撃展開があるからでしょうか。

でも、少年兵の話は「ブラッドダイヤモンド」という映画で出てたな。

あとジェノサイドだと「ホテルルワンダ」とか。

 

この本も含めてこれらの作品を見ると、日本で不幸なんてありえないと感じます。

 

 

本としては人間を客観的に観察したり感染や薬に興味がある人にオススメです。